鋼管の接合(フランジ接合)(2)

1.フランジの接続
1)フランジの接続部は、引張り、曲げ応力がかからない位置に設けるか、支持をとることにより応力をかけないようにする。
2)接合には、適正材質、厚さのガスケットを介し、ボルト、ナットを均等に片寄り締め付ける。
3)蒸気管の場合は、ガスケット面には植物性油に光明丹又は黒鉛を混ぜたものを薄く塗布する。

2.ライニング鋼管のフランジ接続
1)上記によるほか以下に注意する。
2)フランジ面を損傷しないよう注意する。
3)ライニング管は火気に近付けないよう注意する。
4)運搬時、配管時に衝撃を与えないよう注意する。

ガスケットは、ノンアスベストジョイントシート(無機繊維及び有機合成繊維を主成分とし、充填材・バインダを加えたもの)を使用する。

■JWW-CADファイル.zip(6.68KB)

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