給湯用銅管の接合

1.切断
銅管の切断には、銅管専用のパイプカッター、パイプソー、ハンドソーを用いる。寸法を正確に、管軸に対し直角に切断する。断面を変形させないよう、又切粉等が配管内に入らないように注意する。

2.面取り
面取りは、銅管専用バリ取りリーマ又はスクレーパを使用する。

3.接合部の処理
接合面の下地処理はサンドペーパー、スチールウール等で、酸化皮膜、油脂を取り除く。

4.フラックス塗布
フラックスは、ろう材に適したものを使用し、均一に塗布する。

5.ろう材の使用区分
呼び径32A以下ははんだ(軟ろう)を使用する。

6.ろう付け
1)軟ろう合金:ろう付け適温になったら、炎を当てている面と反対側の銅管と継手の境界部分にろうを押し当て、ろうを流し込む。
2)硬ろう合金:接合部分が十分加熱されたら、炎を還元炎とし、火口と銅の間隔を5~8mmに保ちながら、ろう棒の先端を銅管と継手の境界面に軽く接触させ、ろうを炎で溶かす。

7.冷却及び後処理
濡れた布等で接合部近傍より徐々に冷やす。フラックスは腐食の原因となるので、冷却後ウエス等でふき取る。

■JWW-CADファイル.zip(7.85 KB)

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