防火区画貫通部の処理
不燃材料の配管が、「建築基準法施行令第112条第15項」に規定する耐火構造等の防火区画を貫通する場合
(a)貫通部において保温が必要な配管
(b)貫通部において保温が必要ない配管
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不燃材料の配管が、「建築基準法施行令第112条第15項」に規定する耐火構造等の防火区画を貫通する場合
(a)貫通部において保温が必要な配管
(b)貫通部において保温が必要ない配管
1.配管の吊り支持の位置
1)水平曲がり部の支持の位置
2)立上がり、立下がり部の支持の位置
3)分岐部分の支持の位置
4)大型弁類、弁装置類の支持の位置
A種耐震支持の例
床スラブより支持する方法
配管を立に並べる方法。
コロガシ配管等で形鋼を介して基礎等に支持する場合、容易に配管の軸直角方向の振れは防止出来る。
細い配管を太い配管に連結する方法
形鋼を用いて互いの配管を連結する。
細い配管と太い配管が並行する場合には、細い配管の耐震支持間隔以内ごとに、太い配管と連結して、全体を太い配管の耐震支持間隔とすることが出来る。
梁や天井スラブより吊下げる方法(その2)
ラーメン架構の場合の1例。ただし、吊材と梁材との接合箇所は曲げを伝える為に剛接合とする必要がある。
耐震支持要領
柱・壁等の間を利用する方法
柱(又は壁)と壁にはさまれた空間に配管する場合には、比較的容易に配管の軸直角方向の振れを防止することが出来る。
A類耐震支持の例
梁・壁等の貫通部
建築物躯体の貫通部(梁・壁・床等)は、貫通部周囲をモルタル等でグラウト(埋戻し)すれば、配管の軸直角方向の振れを防止することが出来る。