ステンレスダクト製作仕様(ステンレス製スパイラルダクト)
1.ダクト製作仕様(ステンレス製スパイラルダクト) 表1 ダクト製作仕様 (単位:mm) 原板の標準厚さ0.5:呼称寸法(Dφ)≦600・原板の標準厚さ0.6:呼称寸法(Dφ)600<,≦800・最原板の標準厚さ0.8:呼称寸法(Dφ)800<,≦1,000 直管・内径の公差(内径基準)・+1~-0・はぜのピッチφ100<,≦φ1,000・ピッチ300以下最低2本とする・はぜの折り幅60mm以上
Jw_cad 機械設備施工要領書
共通工事編・衛生設備編・空調設備編に分類して、機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。
1.ダクト製作仕様(ステンレス製スパイラルダクト) 表1 ダクト製作仕様 (単位:mm) 原板の標準厚さ0.5:呼称寸法(Dφ)≦600・原板の標準厚さ0.6:呼称寸法(Dφ)600<,≦800・最原板の標準厚さ0.8:呼称寸法(Dφ)800<,≦1,000 直管・内径の公差(内径基準)・+1~-0・はぜのピッチφ100<,≦φ1,000・ピッチ300以下最低2本とする・はぜの折り幅60mm以上
1.ダクト製作仕様(矩形ステンレスダクト) 表1 ダクト製作仕様 (単位:mm) ■低速ダクト(≦15m/s) ダクトの板厚0.5・長辺≦750・フランジ(等辺山形綱)25×25×3t・最大間隔4,000・リベット径(ピッチ)4.5φ(65以下)・ボルト(径8.0φ、ピッチ100以下) ダクトの板厚0.6・長辺751<,≦1,500・フランジ(等辺山形綱)30×30×3t・最大間隔4,000・リベット径(ピッチ)4.5φ(65以下)・ボルト(径8.0φ、ピッチ100以下)
1.煙道伸縮部 図1 伸縮継手部 煙道・伸縮継手・固定金物・白管・パッキン組ひも・16φボルト 2.壁貫通部 図2 固定部 1)矩形煙道の場合 煙道・スリーブ・ロックウール・白管・パッキン組ひも・モルタル 2)円形煙道の場合
鉄板ダクトの漏れの原因と対策 1.フランジ関係 1-1 フランジ割れ 1.吊込時、フランジ間隙が大きいのを無理してボルト締めした為。 2.搬入吊込時の移動の無理から、衝撃により破損する。 【対策処理】 1.吊込時、フランジ間隙注意。 2.フランジ溶接は確実に。 3.搬入移動時の取扱いには十分な注意をする。 1-2 フランジ溶接不良 イモ溶接のピンホールがある。 【対策処理】溶接は、ピンホールがないように注意。
1.既製成形ガイドベーンの取付 1)既製形成ベーンの寸法 ① ガイドベーンは、S型・L型の2種類 ② S型はダクト巾750m/m以下に使用 ③ L型はダクト巾850m/m以下に使用 図1 ベーン断面寸法図 図2 側板(ベーンレール) 2)形成ベーンの組立て ガイドベーンレールにガイドベーンを差込み、取付する。
1)長方形ダクトの直角エルボは、ガイドベーンを取付けて整流する。 図1 薄形案内羽根(1枚ベーン)3枚羽根の例 R=1/2H以上とする。1Hを標準とする。 図2 厚形案内羽根(成形ベーン)3枚羽根の例 表1 直角エルボ ガイドベーンの寸法 羽根枚数 N=6 H/W-1、羽根間隔 A=H/N+1、羽根ピッチ P=1.41A 注:W=ダクト幅、H=ダクト高
(1) ダクトわん曲部の内側半径は、原則として長方形ダクトの場合は、半径縦方向の幅(W)寸法の半分以上とする。ただし、エルボ半径R=Wを標準とする。 (2) 円形ダクトは、直径以上とする。 (3) 直角エルボには、ガイドベーン(案内羽根)を強固に取付けて整流する。
2)ダクトの変形 ダクトの断面を変形させるときは、急激な変形を避け、漸大又は漸小形とし、図3のように拡大部は15゜以内、縮小部は30゜以内にする。 3)ダクトとコイルの連絡 ダクトとコイルの接続傾斜角度は、コイル拡大は最大30゜、コイル後の縮小は最大45゜とし、これ以上大きくなる場合は、コイル前に分流板を設けて風量分布の平均化をはかる。