衛生設備工事編
- 支持工事・機器廻り配管・桝の取付
- 排水通気金物・機器の据付・配管要領
- 消火配管・土工事・地盤沈下対策・区画貫通部処理・保温工事
- 塗装工事・防食工事・計装工事・試運転調整・撤去工事など
衛生設備工事の機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。
ステンレス製ガソリントラップの設置
耐火処理:ガソリントラップ下端の耐火処理は、けい酸カルシウム板・ラスモルタル等で行う。なお、実施に際しては所轄官庁と打合せる。 その他:トラップ管が槽と同材料(例えばステンレス・鋼板等)のときは、タッピング部を溶接とし槽外にフランジを設置する。
ステンレス製グリーストラップの設置
トラップ管が槽と同材料(例えばステンレス・鋼板等)のときは、タッピング部を溶接とし槽外にフランジを設置する。 :グリストラップが土中埋設となる場合はフレキを使用せず、かつ槽外直近のところで配管を躯体に固定する。されにその地域の水位が高い場合は水圧に対する処置を別途講じる。
コンクリート製グリーストラップの設置
図1 グリーストラップ(現場打ち3槽) 隔板の取付金物図(例)・隔板の取付金物断面図(例)・隔板の取付金物の取付(例) 3.注意事項 1)開口補強:床の開口補強を考慮し、床と一体の鉄筋コンクリートで造る。 2)取付位置:点検及び掃除が容易に出来、かつ容易に接近出来る位置に設ける。
弁桝(2) コンクリート製 40A以下~200A
図1 弁桝 1)本表のB及びH寸法は、5K仕切弁を対象とする。 2)コンクリート部には、必要に芯じて鉄筋を入れる。 3)桝底部には、必要ある場合は、水抜管を設ける。
弁桝(1) 50A以下及び65A以上
図1 弁桝(50A以下) さや管(VP)+止水栓ボックス 図2 弁桝(65A以上) 弁桝(既成桝・コンクリート製)+止水栓ボックス
弁きょう(50A以下の弁用・150A以下の制水弁用)
図1 弁きょう 呼び径50以下の弁用 呼び径150以下の制水弁用 1.注意事項 1)鋳鉄製とし、ふた表面に「止水栓」の文字を鋳出す。 2)X部は、弁の埋設深さに応じて調節(切断)する。
散水栓ボックス・私設量水器桝
地中埋設型散水栓ボックスの設置例を図に示す。 底部砂利敷き・固定モルタルの納まり。必要に応じてレンガ積みで高さ調節を行う。 底部の水はけが悪い場所では、水抜き管の設置を行う。