冷媒配管の防火区画貫通部処理-3(丸穴工法 RC・ALC壁)
3.国土交通大臣認定番号:PS060WL-0455(CAD図解) 制御ケーブル|被覆銅管|パテ支持材|熱膨張性耐火シート(ヒートメルパテ)|押え金具(2つ割)| ・貫通する壁の構造:RC・ALC壁 厚さ100以上 ・開口部|形状(開口サイズ):円形(φ160以下) ・開口部面積:0.02m²以下 ・占有率:67%以下 ・熱膨張性パテ:ヒートメルパテ ・冷媒管(銅管)保温材(20以下):φ44.5以下 など
3.国土交通大臣認定番号:PS060WL-0455(CAD図解) 制御ケーブル|被覆銅管|パテ支持材|熱膨張性耐火シート(ヒートメルパテ)|押え金具(2つ割)| ・貫通する壁の構造:RC・ALC壁 厚さ100以上 ・開口部|形状(開口サイズ):円形(φ160以下) ・開口部面積:0.02m²以下 ・占有率:67%以下 ・熱膨張性パテ:ヒートメルパテ ・冷媒管(銅管)保温材(20以下):φ44.5以下 など
2.国土交通大臣認定番号:PS060FL-9053(CAD図解) 被覆銅管|制御ケーブル|熱膨張性耐火シート(ダンシールP)|押え金具(2つ割)|べース金具(2つ割)| ・貫通する床の構造:RC床 厚さ100以上 ・開口部|形状(開口サイズ):円形(φ160以下) ・開口部面積:0.02m²以下 ・耐火パテ:ダンシール-P|熱膨張材:ダンシール-D ・冷媒管(銅管)保温材(20以下):φ44.5以下|占有率:52%以下 など
1.国土交通大臣認定番号:PS060WL-0862(CAD図解) |貫通物|中空間仕切壁|支え金具|押さえ金具|開口補強枠|耐火パック|バックアップ材| ・貫通する壁の構造等:中空間仕切壁 厚さ80以上|※開口補強枠(厚さ0.25以上)要設置 ・開口部:形状(開口サイズ)円形(φ160以下)・面積0.0201m²以下 ・占有率:54.7%以下 ・冷媒管:(銅管)保温材(20以下)φ44.5以下 ・冷媒管:合成ゴム保温材(38以下)φ54以下 ・アルミ冷媒管:保温材(20以下)φ15.9以下 ・結露防止層付硬質塩化ビニル管:50A以下 など
冷媒配管の伸びの吸収は、エキスパンションループおよびエキスパンションオフセットを使う。(1~6:CAD図解) 1、2に対するR値(表1) 公称管径|膨張長さ(mm)|Rの値(mm) 3~6に対するL値(表2) 公称管径|膨張長さ(mm)|Lの値(mm) ※表1、2には、Jw_cad特殊文字(上付き文字など)が使われています。
立て管隠ぺい部(防火区画でない床貫通:CAD図解) *固定の場合はUバンド、振止めの場合は立てバンドとする。 注) 1.立て管支持金物の取付けは、床貫通部を振止めとして埋戻した場合には、床貫通2m以下とする。 2.床貫通がない場合は、金物で2m以内に1箇所の振止めまたは固定を取る。 3.渡り線は吊りバンド・固定バンドの中を通さないで、インシュロックで配管に固定する。
配管の支持間隔:横走り管(参考:一般銅管の場合) 呼び径20A以下~40Aまでの支持間隔は、1.5m以下とする。 立て管 ⇒ 各階に1箇所支持(2m以内とする。なお床貫通部を埋め戻し、振止めを施す)、最下階および階数3以内ごとに1箇所床に固定する。 ■支持金具の例(CAD):吊りバンド型・ビス固定型・壁面直付け型・ワンタッチ取付け型
1)ろう付けした配管内部の酸化皮膜やごみ・ほこりを除去する。N2ガスによってよくフラッシングを行う。 2)途中が留め置きとなる配管は、水分やごみが侵入しないように注意し、管末をテーピング処理する。 3)配管完了時には管のつぶれやくぎなどの差込みなどがないことを確認する。 配管内へのごみおよび水分の侵入防止方法(図-1、図-2、図-3、図-4)
接合上の注意点:例-1、例-2(ぬれウエス・下向き〇・上向き×) 1)ろう付け作業時は配管の両端を開放して、配管内部に窒素ガスをわずかに手に感じる程度流すことによって、酸化皮膜の発生を防止する。 2)ろう付け部以外が加熱されると問題がある場合には、水に浸したウェスを巻いてろう付けを行う。(例)フレキシブルチューブと配管をろう付けする場合(例-1)