掃除流し廻りの配管収まり

1.適用範囲:排水にSトラップを用いた掃除流しを使用する場合。
2.仕様及び施工法 図1 掃除流し
3.注意事項
1)器具取付:器具取付の際壁面に凹凸がないか十分注意し、所定の位置に垂直に取付ける。
2)接続:水栓と配管の接続は、水栓ソケットを使用してねじ込みにて行う。:排水管と器具の取合いは専用金物を使用して鉛管接続する。
3)鉛管支持:鉛管の横引き長さは0.5m以下を原則とする。0.5mを超えるときは、厚さ0.4mm以上の亜鉛鉄板の半円といで受け支持する。
4)鉛管加工:排水用鉛管(LP)を屈曲させる場合は、断面が円形を失わないように加工する。又、鉛管の曲部に他の排水枝管を接続してはならない。
5)鉛管長さ:鉛管は1.0m以下とする。
6)防食:防水層とのからみがない場合の壁・床埋設管は、防食テープ巻を原則とし、防水層とのからみがある場合の排水管は、アスファルトジュート巻とする。
7)防水層との収まり:防水層を貫通する排水管は、コンクリート床より約30cm立ち上げ、管内にゴミが入らないよう管端をつぶす等により閉鎖してアスファルトジュートテープを巻く。防水シートはその上に巻き上げ、銅線にて固定し、更にその上からアスファルトを塗り付ける。
8)給水管:給水管は、原則として外壁に埋め込んではならない。:防水層がある場合、給水管は天井からの立下げ配管を原則とする。止むなく点線に方法を採る場合は、ねじ管理・水圧テスト管理を必ず行う。
9)排水管継手:原則としてLYを使用する。

■JWW-CADファイル.zip(68.07 KB)

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