1.埋戻し
1)埋戻しは、配管の水圧試験・塗装被覆等が完了した後に行う。特に固定支持等の為の現場打ちコンクリート枕等は、24時間程度大気中に置いてから埋め戻す。
2)まず砂叉はよくふるった良質の土を床付け面に100mm以上敷き詰め、平坦にしてから管の布設を行う。次に同じ材料で管の上端まで埋め戻し、管の下端に空洞が出来ないように水締めにしても良い。(水締めには山砂が良い)管の砂被りを150mmで2回行い300mm以上になったら、良質土で300mmずつ突き固めながら埋め戻す。盛り土は土質に応じ余盛りをするが、砂利等を含んだ土は使用しない。
3)埋戻し土や盛り土には凍結している土砂を使用しない。又、石炭がらの混入した土等の酸性土壌は、金属管等を外部より腐食させるので埋戻しに使わないほうが望ましい。
4)軟弱土質の所で管径が太い場合は、法をつけたり、土止め用の矢板を打ち込む幅が必要である。
(1)埋戻し順序と断面 (2)埋戻し断面
表1 埋戻し土量(見掛け量)
5.注意事項
1)埋戻し:テープ・コーティング等の防食処理をきずつけないよう埋戻しの際に十分留意する。
2)その他:浅い埋設のVP等については転圧の質量による破損が生じぬよう注意する。6.関連資料:労働安163条
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222-埋設配管の根切り埋戻し(3)
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