ダクトの防火区画貫通要領

1.防火区画の貫通 1)箱スリーブによる施工 ・図2 箱スリーブを利用したダンパ取付例 2)実管スリーブによる施工 ・図2 実質スリーブを利用したダンパ取付例 3)床貫通(防水なし)のFD取付 ・図3 床貫通(防水なし)のFD取付例 ※注:1.矩形の防火ダンパは、4本吊りとする。ただし、長辺が300mm以下の場合は2本吊りとする。

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風量調節ダンパ(VD)(3)

1.送風機廻り 送風機より離れた整流された部分(良) 送風機に近いところ (不良) ※送風機に近いところにダンパを取付ける場合は、送風機の性能が低下しないように注意する。 ※送風機に近いところにダンパを取付ける場合、ダンパ翼は対向翼を使用する。 図1 風量調節ダンパの位置

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風量調節ダンパ(VD)(2)

1.風量調節ダンパの取付 1)風量調節操作部は、調節がしやすく指針が見えやすいように取付ける。取付位置は気流が整流になっているところとする。 (1) 送風機の吐出側 図1 ダンパの取付例(羽根の方向に注意) 図2 分岐後の取付例 消音エルボより下流に取付(不良) 消音エルボより上流に取付(良)

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風量調節ダンパ(VD)(1)

1.風量調節ダンパ(VD) 1)ケーシング及び可動羽根からなり、機能確実で、振動及び騒音を発することが少なく、空気流に対する抵抗の少ないものとする。 2)ケーシング及び可動羽根は、厚さ1.2mm以上の鋼板(JIS G 3141)とし、羽根の枚数が2以上となる場合は、原則として対向流とする。なお、羽根の枚数は、矩形の場合は原則として風道の高さ250mm以内につき1枚で、羽根相互の重なりは15mm程度とし、円形の場合は単翼とする。

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送風機の天井吊り基礎

1.送風機(呼び番号2以上)天井吊り基礎 ・注:必要によりブレースを入れる。 ・図1 送風機天上吊り基礎(#2以上) ・ガセットプレート部の詳細図・ストッバボルト部の詳細図  2.送風機(呼び番号2未満)天井吊り基礎 ・図2 送風機天上吊り基礎(#2以下) ・ターンバックルによる振れ止め

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送風機廻りの支持

1.送風機廻りダクトの支持方法 ・図1 送風機廻りの支持方法 ・アングル受け金物・形鋼ピース・フラットバー等を用いての天井吊り込み方法 ・〔床設型の場合〕 ・a 点のサポートは防振ダクトの近くに設けること。(防振ダクトの歪み張り過ぎの防止)

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グラスウールダクトの支持方法

1.補強材料 ・材質:亜鉛メッキ鋼板 ・断面の形状:凹65×25×10×5×0.7t ・亜鉛メッキの付着量:120g/m2 以上 ・質量:0.73kg/m ・断面二次モーメント:0.65cm4 ・断面係数:Z1:0.49cm3、Z2:0.84cm3 /2.吊り及び支持材料 ・矩形ダクト:長辺600mm以上・凹65×25×10×5×0.7・3/8全ねじボルト・亜鉛メッキ鋼板

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