新日本空調株式会社は、ジャパンパイル株式会社と共同開発した既製杭を用いた地中熱利用杭工法「地熱トルネード工法」を市場投入する。
本工法は、二重らせん状の採熱管(ダブルスパイラルチューブ)を縮めた状態で予め既製杭の内部に設置し、杭施工時に採熱管を伸長させて設置する。そのため、従来必要であった、採熱管を設置する作業員の削減などコストダウンを可能とした工法となっている。
現在までに、施工実験が2回行われ、埋設後の採熱管の水圧試験や既製杭の掘り起し検証により、既製杭回転埋設の影響による採熱管の健全性、設置精度に問題がないことが確認されている。
■新日本空調株式会社 ニュースリリース