ダイキン工業株式会社は、ビルディングインフォメーションモデリング(BIM)に対応したクラウド型空調設計支援アプリケーション『DAIKIN-BIMアプリケーション(仮称)』を開発し、2018年7月より建築設備業者向けに提供を開始する。
このアプリケーションは、建築設備設計における空調関連の計算、選定、資料作成業務をクラウド上で自動化することにより、設計・施工業務の効率化を図り、工数短縮につながります。
まず第一弾の機能として、空調設計に関わる「熱負荷計算」「機器選定」「機器表作成」が無償提供されます。その後、冷媒配管選定や気流解析等、施工や運用維持管理まで適用範囲を拡大し、建築プロセスに対して効率的な設計支援プラットフォームの構築が行われる予定。
また建設業界で業務効率化のツールとして注目されているBIMへの対応も同時に行い、BIM設計・施工用CADソフトとデータ連携を行うことで、従来CAD作図とは別に手入力で行っていた空調設計・施工に関する業務が、継ぎ目無く行えるようになります。