排水トラップ3(空調機廻り配管)

1.トラップ取付の際は、静圧と水封深を必ず確認した上で取付のこと。下記に水封トラップ水封深算出式を示す。
1)正圧:H1 = P+15m/m、H2 = 25m/m
2)負圧:H1 = P/2+15m/m、H2 = P+15m/m
※最低値 H1、H2 = 25m/m
※P:全圧(Pa)、H1:水封深、H2:静水頭(図1:水封の関係)

2.簡易トラップの場合の水封深には、特に注意すること。
1)OKトラップ(負圧のみ使用)
2)ウォーターベスト  P+20mm
3)Aトラップ  カタログ参照(ドレン水量と静圧によって水封深が決まる)

3.水封トラップ廻り配管の注意事項を以下に示す。
1)冬期の水封トラップへの給水用としてコイルの排水弁から水封トラップへ配管接続する。ただし、水封トラップの上流側へ開放配管すると運転中にはドレンパン側へ吸い込まれるので、弁を取付け直接水封トラップへ配管する。
2)水封トラップの作動を目視出来るようにトラップ直後で開放排水することが望ましい。

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