配管の耐震支持要領(4)
細い配管を太い配管に連結する方法
形鋼を用いて互いの配管を連結する。
細い配管と太い配管が並行する場合には、細い配管の耐震支持間隔以内ごとに、太い配管と連結して、全体を太い配管の耐震支持間隔とすることが出来る。
共通工事編
一般共通工事の機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。
細い配管を太い配管に連結する方法
形鋼を用いて互いの配管を連結する。
細い配管と太い配管が並行する場合には、細い配管の耐震支持間隔以内ごとに、太い配管と連結して、全体を太い配管の耐震支持間隔とすることが出来る。
梁や天井スラブより吊下げる方法(その2)
ラーメン架構の場合の1例。ただし、吊材と梁材との接合箇所は曲げを伝える為に剛接合とする必要がある。
耐震支持要領
柱・壁等の間を利用する方法
柱(又は壁)と壁にはさまれた空間に配管する場合には、比較的容易に配管の軸直角方向の振れを防止することが出来る。
A類耐震支持の例
梁・壁等の貫通部
建築物躯体の貫通部(梁・壁・床等)は、貫通部周囲をモルタル等でグラウト(埋戻し)すれば、配管の軸直角方向の振れを防止することが出来る。
1.一般事項
1)機器廻りの配管は、地震時等に加わる過大な力、機器の震動及び管内の流体の脈震動による力を押さえる為、冷凍機、ポンプ等に接続する呼び径100以上の配管は、床より形鋼で固定する。
1.立管の固定及び振れ止め箇所
1)呼び径80A以下の配管の固定は不要とする。
2)鋼管で、床貫通等により振れ止めされている場合は、形鋼振れ止め支持を3階ごとに1箇所としてもよい。
1.共通の架台により、防振無しでスラブから吊る場合の仕様及び施工法。
Uボルトと溝形鋼 W≦1,200の場合
吊りバンドと等辺山形鋼 W≦1,000の場合
Uボルトと等辺山形鋼を使用した配管支持方法 W≦1,000の場合
以上の図解と使用する鋼材の参考表
1.適用範囲:共通の架台により防振材を介し床スラブから吊る場合。
2.仕様及び施工法
集中防振の場合と、個別防振の場合を図解。