環境設定ファイルとは
環境設定ファイルは、Jw_cadの各種設定内容が記録されているファイルです。このファイルを利用することで、現在の設定を保存し、設定が何らかの理由で変更された場合でも、このファイルを読み込むことで設定を元に戻すことができます。
主な機能
環境設定ファイルの主な機能は以下の通りです。
読込み:「読込み」を選択すると、「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。読み込む環境設定ファイルを選択し「開く」ボタンをクリックすると、現在の設定がそのファイルの設定内容に変更されます。
書込み:「書込み」を選択すると、「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。ファイル名を入力し「保存」ボタンをクリックすると、現在の設定内容が環境設定ファイルとして保存されます。
編集・作成:「編集・作成」を選択すると、「ファイル選択」ダイアログが表示されます。環境設定ファイル(.JWF)を選択し「開く」ボタンをクリックすると、自動的に設定されている外部テキストエディタが開き、編集を行うことができます。
[設定(S)]をクリック→環境設定ファイル(F)にマウスオーバーし、[読込み(R)]をクリックします。
[開く]ダイアログが表示されます。
読み込みたい環境設定ファイルを選択し[開く]ボタンをクリックすると、現在の設定がそのファイルの設定内容に変更されます。
[設定(S)]をクリック→環境設定ファイル(F)にマウスオーバーし、[書出し(W)]をクリックします。
[名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。
ファイル名を入力し「保存」ボタンをクリックすると、現在の設定内容が環境設定ファイルとして保存されます。
[設定(S)]をクリック→環境設定ファイル(F)にマウスオーバーし、[編集・作成(E)]をクリックします。
[編集または作成する環境設定ファイルを指定してください。]ダイアログが表示されます。
環境設定ファイル(.JWF)を選択し「開く」ボタンをクリックすると、自動的に設定されている外部テキストエディタが開き、編集を行うことができます。
【ヒント】環境設定ファイルをテキストエディタで編集することは、通常は無いと思います。Jw_cadの基本設定で[色・画面]、[線種(ピッチ)]、[文字(大きさなど)]などの設定した内容を[書出し(W)]で保存しておきましょう。
【ヒント】図面の縮尺によって、線の太さや文字の大きさを変える場合は、私の画像のように縮尺ごとに設定した内容を保存しておきましょう。
【ヒント】竣工図や他業種との取合いを検討するプロット図・天井伏図など、データで受け渡しをする図面も、設定された内容を保存しておくと便利な場合があります。
以上が、Jw_cadの環境設定ファイルの基本的な操作です。
まとめ
Jw_cadの環境設定ファイルは、ユーザーが自分の作業環境を保存しておき、必要に応じて復元したり、作図環境ごとに変更するための重要なツールです。この機能を活用して、より効率的な作業環境を構築しましょう。