[面取]コマンドでは、[コーナー処理][伸縮]コマンドなどと同様に、線の切断が行えます。
- [面取]コマンドを選択します。
- コントロールバーの[○丸面]のラジオボタンを左クリックします。
- コントロールバーの[寸法]入力ボックスに、丸面取りを行う半径を実寸法で入力します。例として、[150]mmを入力しました。
右クリックで切断
- 切断する線(C)を右クリックで指示すると、右クリックした位置で切断されます。
- 線(C)を左クリックで指示します。
- 線(D)を左クリックで指示します。
次の2線を指示
- 線(E)を左クリックで指示します。
- 切断線(C)を左クリックで指示します。
切断した線を丸面取り
- 線(C)を切断し、線(D)及び線(E)と半径150mmの丸面取りを行いました。(指示した2線の属性が同じ場合は、その属性により面取りが行こなわれます。)
補足説明
- !切断する位置は、交点などの他の線・円弧がない位置を指示します。したがって、切断される位置は任意点になります。交点・中心点などの位置で切断する場合は、[消去]コマンドを使用します。
- コントロールバーの[切断間隔]入力ボックスに数値を指定すると、指定した間隔で線が切断されます。コントロールバーの[実寸]のチェックが外れている場合は、線の切断間隔は、用紙寸法のmm単位になります。
- コントロールバーの[実寸]にチェックを入れると、線の切断間隔は、実寸法(縮尺によって図面上での間隔が変わる)になります。m単位またはその他の単位(尺)が設定されている場合は、実寸法はその単位の寸法になります。
この操作が必要な場面
- 給水・給湯などの樹脂配管の曲がり部分(アール処理)。
- 冷媒配管やダクトの曲がり部分(アール処理)。
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