基礎工事(アンカ工事)

1.機器の据付け固定には、ケミカルアンカ(接着系)を使用するものとし、下記にその注意事項及び手順を示す。
1)ケミカルアンカは、躯体又は基礎にコンクリートドリルで穿孔し、その中に樹脂・硬化促進剤・骨材が充填してあるガラス管状のカプセルを入れ、アンカボルトをその上から回転衝撃によって打ち込む事により、樹脂、硬化材、骨材ガラス管等を混和させ、それらの接着力により固定される方式である。
2)穿孔サイズが大きすぎると、規定の強度が得られないので注意をする。
3)施工する際には、高い接着力を確実に得る為に、穿孔した穴の内部の汚れ(主にコンクリートの切り屑)を取り除いてから、アンカボルトの取付けを行う。
4)天井等上向きで使用する際には、液だれを起こすので注意する。
5)硬化するのに時間を要するので、荷重を掛ける前に十分な硬化時間を取る。

■JWW-CADファイル.zip(428.59 KB)

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