三菱重工サーマルシステムズ株式会社は、建築業界で普及が進むBIM(ビム:Building Information Modeling)に対応した3次元CADデータに関して、米国のソフトウェア開発企業であるAutodesk社の「Revit(レヴィット)」で制作したビル用マルチエアコンを対象とするデータを新たに公開します。
昨年9月の「CADWe’ll Tfas(キャドウィル ティーファス)」による3D-CADデータ公開に続くもので、今回の追加により、BIMを活用した設備の見える化や、作業ごとに分断されていた情報を統合することによる生産性の向上などが期待されます。
今回公開されるデータはビル用マルチエアコン38機種に関するもので、3月19日からホームページで公開される予定です。今後、店舗やオフィス向けエアコンのほか、産業用ヒートポンプ製品に関するデータのBIM対応も計画されています。
■三菱重工 | 三菱重工サーマルシステムズ、ビル用マルチエアコンの公開データを拡充 「Revit」を用いた 3D-CAD データの BIM 対応を開始