冷凍機廻り配管(単独型冷却塔)

1.冷却水配管は冷却塔に向って先上りとする。止むを得ない場合空気抜きを取付ける。 2.補給水は高置タンクの高さによって圧力不足となるので、有効高さを3m以上とする(不足の場合は補給水ポンプで給水する)。 3.複数の冷却塔を並列運転する場合は、冷却塔の水位が同じになるように設置するとともに、連通管を取付ける。連通管は流出管の2サイズアップを基準とする。又、配管抵抗が等しくなるようにする。

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冷凍機廻り配管(吸収式冷凍機)

1.蒸気流量制御弁及び減圧装置は、出来るだけ冷凍機の近くに設置する。 2.配管の熱応力が冷凍機にかからないように指示する。 3.蒸気入口圧力降下を考慮して、ボイラ圧力を決定する。 (図1:蒸気流量制御式吸収冷凍機) 4.還水管を立上げる必要性の場合は背圧を考慮する。 5.ドレン流量制御式吸収冷凍機廻り配管は図2に示す。 (図2:ドレン流量制御式吸収冷凍機)

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冷凍機廻り配管(チリングユニット・遠心冷凍機)

1.チリングユニット、遠心冷凍機廻り配管要領 冷媒排出管・GV又はBV・※安全弁・防振継手・圧力計・ストレーナー・温度計・洗浄用タッピング(図1:配管要領) 注:1.冷媒排出管は、冷凍保安規則第10条の規定に従って設けること。 注:2.※印は冷凍機付属品とする。

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冷温水ポンプ・冷却水ポンプ廻り配管要領

図1:密閉回路及び冷却水の場合 *圧力計・GV又はBV・防振継手・排水管及び弁25A・排水目皿・排水管25A・ 図2:開放回路の場合 *圧力計・*連成計・*サクションカバー・*フート弁(自吸ポンプの場合は除く)・GV又はBV・防振継手・排水管及び弁25A・排水目皿・排水管25A・ 注1:GV又はBV、CV、防振継手は配管と同径とする。 注2:*印は、ポンプ附属品とする。

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補給水装置(2) FMバルブの取付方法

1.FMバブル 図1にFMバルブの取付方法、図2にFMバルブの構造を示す。(図1:FMバルブの取付方法|図2:FMバルブの構造図) 2.ボールタップ 1)ボールタップは故障しやすいので好ましくない。 2)ボールタップの位置は、運転時の水面が静止面にほぼ等しくなる所につける。又、急速給水(手動給水)装置はどこにつけても良い。

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補給水装置(1) 蓄熱槽の一般的な給水方法

1.蓄熱槽の一般的な給水方法を示す。 注:受水タンクより給水管を直接取出す場合は、衛生工事業者と打合せを行い、受水タンクにタッピングを設けてもらう。(図1:蓄熱槽の一般的な給水方法) 2.給水装置の種類。 1)手動給水と電磁弁又は電動弁の組合せ 2)手動給水とFMバルブの組合せ 3)手動給水とボールタップの組合せ a)電磁弁又は電動弁の併用・(b) FMバルブ併用・(c) ボールタップ併用(図2:給水装置)

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冷温水コイル(空調機廻り配管)

1.冷温水コイルの場合は下部より入り、上部に出るように配管する。 2.空気の出口側に冷温水の入口側がくるように配管する。(カウンタフロー) 3.コイル接続立下り管は配管と同一サイズとする。 4.開放回路の場合はコイルの還り管に自動弁を取付ける。 5.凍結の恐れのあるときは、水抜きが容易に行えるように、空気抜弁、水抜弁取付ける。

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