冷媒配管の接合-1(差込み接合・ろう付け・窒素置換)

銅管の接合:差込み接合・差込み接合とし、取外しの必要のある箇所には、呼び径32以下はフレア継手、呼び径40以上はフランジ継手を使用する。差込み接合は、管の外面および継手の内面を十分清掃した後、管の外面にフラックスを薄く塗布し、管を継手に正しく差し込み、適温に加熱して下表のろう合金を流し込む。

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冷媒配管の加工-2(油圧ベンダでの曲げ加工)

銅管の曲げ加工: 銅管の場合には、通常、配管に成型曲げ加工品を使用する。また曲げ加工は油圧ベンダで加工する。(油圧ベンダ:参考図形) 表:曲げ半径の基準 ( 6.4~ 9.5φの配管:30~ 40㎜以上の半径) (12.7~19.1φの配管:40~ 60㎜以上の半径) ( 22.2~28.6φの配管:80~100㎜以上の半径)

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冷媒配管の加工-1(パイプカッターでの切断)

切断:切削粉の発生しない工具として主としてパイプカッターを用いる。 切断時の注意: a.銅管端は変形しやすく、切断時の管固定にバイスなど2方向からの力を加えるのは避ける。 b.パイプカッターによる切断面は、内面側にバリが発生するので、整形を兼ねリーマ工具などによって面取りする。大口径管にはスクレーパーを用いる。 c.切断後、管真円度の修正

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冷媒配管材料・継手類-2(銅管の硬・軟の記号)

注)銅管の硬・軟の記号 F:製造のままのもの。機械的性質の制限はしない。(FはFabricationの略)加工硬化または熱処理について特別の調整をしないもの。 0:完全に再結晶したもの。または、焼なましたもの。引張り強さの値が最も低い。(Zero-0)最も柔らかいもの。(質別) 0L:質別0に軽い加工を施したもの。引張り強さは0と同じ。〔Zero(0)-Lightの略〕管だけに指定

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冷媒配管材料・継手類-1(冷媒配管用銅管と継手の規格)

銅管 りん脱酸銅管継目なし管(JIS H 3300,C1220)とし、管の肉厚は「冷凍保安規則関係基準」に準じたものを原則とする。 (表:冷媒配管用銅管の外径と厚さ)呼び径:1/4~2の基準外径㎜×基準厚さ㎜ (表:冷媒配管用管と継手の規格)銅管:JIS H 3300、銅及び銅合金継目無管、硬質、軟質又は半硬質、断熱材被覆、原管は、JIS H 3300による。(製造者標準品)

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冷凍機廻り配管(連結型冷却塔)

1.水槽が一体の場合問題はないが大容量の冷却塔で、セル毎に水槽が分かれている場合、又はこれらを並列運転する場合は、配管圧損、ストレーナ圧損により、水槽に水位差ができて、手前の水槽は低水位で給水が始まり、先の水槽でオーバフローが起こることがあるので、水位差が生じないような配管システムとする必要がある。

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パナソニック エネファームの新モデル「大容量貯湯モデル」を開発

パナソニック株式会社は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」の新たなラインアップとして、株式会社コロナと共同で「大容量貯湯モデル」を開発し、2023年1月より受注を開始、4月より出荷を開始します。 新製品では、家庭の熱需要をコージェネレーションによって賄う割合を高めるために、 貯湯ユニットのタンク容量を370リットルの大容量貯湯タンクにした...

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LIXIL「パブリックトイレ空間BIMモデル」に建築設計標準に対応

株式会社LIXILは、パーテンションメーカーのコマニー株式会社と共同で開発した、トイレ空間の構成要素である便器およびその周辺アクセサリーとトイレブースを合体させたBIMデータである「パブリックトイレ空間BIMモデル」に、国土交通省が令和3年に改正した建築設計標準に対応した新規プランを追加しました。

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