パナソニック株式会社 空質空調社は、業務用空調機で主流の冷暖房能力20馬力タイプで初めて、ガスヒートポンプエアコン(GHP)と電気式ヒートポンプエアコン(EHP)を組み合わせた「一体型ハイブリッド空調 スマートマルチ」を2023年4月から発売します。
この製品は、空調負荷に応じてガスと電気の運転比率が最適制御され、省エネルギー性能APFp2.46が達成されています。また、ガスと電気のいずれかの供給遮断や、GHPとEHPのいずれかが故障しても、一方の空調で運転継続が可能で、BCP(事業継続計画)対応に役立ちます。また、空調負荷に応じたGHPとEHPの運転比率の制御だけでなく、再生可能エネルギー等のエネルギー供給量や電気料金などに応じた運転制御も搭載しており、多様な制御方式による幅広いニーズに対応しています。
施工性においては、配管や配線の省施工化だけでなく、既設のリニューアルにも容易な省スペース設計となっている。