配管の屋上貫通(ハト小屋)

1.ハト小屋を利用して配管を屋上に取出す場合。
図1 屋上ハト小屋貫通の場合

2.注意事項

  1. 固定:配管は貫通部の前後に於いて固定する。
  2. 配管間隔:2本以上の配管を貫通させる場合、スリーブの外面間隔は150mm以上とする。
  3. ラッキング:ラッキングの折返し部は下部にする。
  4. コーキング:エポキシ系コーキング材・ウレタン系シーリング材を使用する。ただし防火区画貫通部の場合(シーリング材)はヤーンの代りにロックウールを160kg/m になるように充填する。
  5. 鉄板処理:屋外に出る配管本数が複数で煉瓦積処理が出来ない場合、鉄板処理により対応しても良い。ただし、鉄板はサッシを使用して取付けるものとする。
  6. スリーブの止水:非加硫ブチル系止水板(商品名:スパンシールR1503)1列巻きを原則とするが、止むを得ない場合はスリーブと同質のツバ(50mm)を溶接しても良い。非加硫ブチル系止水板の施工手帳は「配管の地中外壁貫通」の項による。

■JWW-CADファイル.zip(23.18 KB)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください