1.注意事項
1)弁の取付:自動弁及びリフト形逆止弁は水平部に取付ける。なお、供給ポンプ吐出側取付のキャップ弁は、メインタンクがサービスタンクより下にある場合及び図の場合でポンプ吐出側に0.098MPa以上の圧力がかかる場合を除いて取付けなくても良い。
2)サービスタンク:東京都危険物審査基準等の地方条例を含む法令に適合し、かつ気密構造とすると共に、通気管高さの1.5倍の水頭圧で漏れない構造とする。なお、フロートスイッチ・液面計等の取付け部品も、同様の性能を有する構造及び取付け方法とする。更にそれらの部品をタンクに取付けることに関しては、施工準備委員会の承認を受ける。
3)電源表示:安全装置として設けられる返油ポンプ及びフロートスイッチの電源スイッチの電源スイッチはすべて盤内に納め、「常時電源投入」の表示を取付ける。
4)官庁打合せ:危険物の貯蔵及び取扱い施設の設置に関しては、所轄官庁と打合せる。
5)オイルギャ-:手動運転の場合は押釦スイッチを押している間のみ作動する機構とする。
6)ポンプの操作:(自己保持機構は設けない。)
2.関連資料:消危令第3条・9条・19条 階層建物に設けるボイラ等の一般取扱所運用基準
3.参考メーカー:(株)ケイヒン(自動遮断弁) (株)トーレフ(フレキシブル継手)工技研究所(フロートスイッチ)東京フレックス(フレキシブル継手)
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78-オイルサービスタンクの安全装置(2)
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