補給水装置(2) FMバルブの取付方法
1.FMバブル 図1にFMバルブの取付方法、図2にFMバルブの構造を示す。(図1:FMバルブの取付方法|図2:FMバルブの構造図) 2.ボールタップ 1)ボールタップは故障しやすいので好ましくない。 2)ボールタップの位置は、運転時の水面が静止面にほぼ等しくなる所につける。又、急速給水(手動給水)装置はどこにつけても良い。
1.FMバブル 図1にFMバルブの取付方法、図2にFMバルブの構造を示す。(図1:FMバルブの取付方法|図2:FMバルブの構造図) 2.ボールタップ 1)ボールタップは故障しやすいので好ましくない。 2)ボールタップの位置は、運転時の水面が静止面にほぼ等しくなる所につける。又、急速給水(手動給水)装置はどこにつけても良い。
1.蓄熱槽の一般的な給水方法を示す。 注:受水タンクより給水管を直接取出す場合は、衛生工事業者と打合せを行い、受水タンクにタッピングを設けてもらう。(図1:蓄熱槽の一般的な給水方法) 2.給水装置の種類。 1)手動給水と電磁弁又は電動弁の組合せ 2)手動給水とFMバルブの組合せ 3)手動給水とボールタップの組合せ a)電磁弁又は電動弁の併用・(b) FMバルブ併用・(c) ボールタップ併用(図2:給水装置)
1.冷温水コイルの場合は下部より入り、上部に出るように配管する。 2.空気の出口側に冷温水の入口側がくるように配管する。(カウンタフロー) 3.コイル接続立下り管は配管と同一サイズとする。 4.開放回路の場合はコイルの還り管に自動弁を取付ける。 5.凍結の恐れのあるときは、水抜きが容易に行えるように、空気抜弁、水抜弁取付ける。
1.トラップ取付の際は、静圧と水封深を必ず確認した上で取付のこと。下記に水封トラップ水封深算出式を示す。 1)正圧:H1 = P+15m/m、H2 = 25m/m 2)負圧:H1 = P/2+15m/m、H2 = P+15m/m ※最低値 H1、H2 = 25m/m ※P:全圧(Pa)、H1:水封深、H2:静水頭(図1:水封の関係) 2.簡易トラップの場合の水封深には、特に注意すること。
1.Pトラップの施工が困難で、しかも空調機内が負圧の場合はOKトラップとする。ただし、正圧の場合は使用してはならない。 OKトラップは、トラップ内乾燥時に付着泥状物質の固化による目詰り防止に、冷房開始前、加湿開始前等年2~3回の清掃を行う。(図1:OKトラップ)
1.排水トラップ 1)図1~3のような二重トラップ、静圧が異なる空調機ドレン配管を接続する等の配管方法は禁止する。 図1:二重トラップ| 図2:系統が異なる空調機ドレンを1本にまとめた場合(Bの吸込静圧)>(Aの吸込静圧)| 図3:吸込静圧の違う各チャンバを1本にまとめた場合(Aの吸込静圧)>(B)>(C)>(D)|
1.加湿器の配管接続法は以下とする。 図1:パン型加湿器廻り配管|図2:高圧スプレー式加湿器廻り配管| 図3:セラウェット加湿器廻り配管 1)ON/OFF制御|2)STEP制御| 2.天井カセット型加湿器のように、電磁弁、ストレーナ、仕切弁が組込まれている機種もある。
1.施工基準 1)蒸気コイル廻りの配管を図1に示す。 図1:蒸気コイル廻り配管 a.蒸気コイル2段設置|b.堅形蒸気コイル 2.参考 1)ドレンが凍結するおそれのある場合は、凍結防止対策を行う。 2)上下コイルのドレン量が極端に異なる場合はコイル毎にトラップを設ける。図2参照。 3)コイル出入口に圧力計を取付けた方が望ましい。