ダクト設備 長方形ダクトの分岐・拡大・縮小
2)ダクトの変形 ダクトの断面を変形させるときは、急激な変形を避け、漸大又は漸小形とし、図3のように拡大部は15゜以内、縮小部は30゜以内にする。 3)ダクトとコイルの連絡 ダクトとコイルの接続傾斜角度は、コイル拡大は最大30゜、コイル後の縮小は最大45゜とし、これ以上大きくなる場合は、コイル前に分流板を設けて風量分布の平均化をはかる。
ダクト設備 長方形ダクトの分岐(合流)、割込み形
1.長方形ダクトの割込分岐、合流 ・割込み方法 W3/W4=V1/V2 V1,V2:風速 (1) 分岐ダクトは、気流の整流された部分から取出し、抵抗が少なく、工作が容易な形状とする。 (2) 曲がり部の直後に分岐せざるを得ないときは、曲がり部にガイドベーンを取付整流する。 (3) 曲がり部分から分岐せざるを得ないときは、上下分割とり出しとする。
ダクト設備 ハゼ・接合・補強(シール施工)(2)
1.ダクト直角分岐部 ・図1 ダクト直角分岐部 2.スパイラルダクト差込み継手部 ・図2 スパイラルダクト差込み継手部 注:露出ダクトで美観を重んじる場合は、ニップルに接着剤を十分塗布すれば、テープ巻きを省略しても良い。 3.TDCダクトフランジ部 ・図3 TDCダクトフランジ部
ダクト設備 ハゼ・接合・補強(シール施工)(1)
1)排煙ダクト及び高速ダクト等、漏気が問題となる場合は、図の部分をシールする。 ・図1 フランジ継手のコーナー部 ・図2 割込み分岐ダクトの分岐部 ・図3 ダクト直取り分岐部(排煙口の取出し部等) ・図4 1.6t鉄板ダクトフランジ部(全周溶接の場合は不要)