ダクト設備 長方形ダクトの分岐・拡大・縮小

1.長方形ダクトの直角分岐・合流(ドン付け)
図1 直角に取出し
分岐ダクトの板厚0.6mm以下の場合
図2 片コーン付で取出し
分岐ダクトの板厚0.8mmの場合
図3 ダクトの変形
a.ダクトと加熱・冷却コイルの連絡
b.長方形ダクトの拡大・縮小

2.施工要領並びに注意事項
1)ダクトの分岐
(1) 枝ダクトの分岐は、直角分岐とする。
(2) 分岐ダクトの辺が長い場合は、取付部に形鋼を使用する。
2)ダクトの変形
ダクトの断面を変形させるときは、急激な変形を避け、漸大又は漸小形とし、図3のように拡大部は15゜以内、縮小部は30゜以内にする。
3)ダクトとコイルの連絡
ダクトとコイルの接続傾斜角度は、コイル拡大は最大30゜、コイル後の縮小は最大45゜とし、これ以上大きくなる場合は、コイル前に分流板を設けて風量分布の平均化をはかる。
4)エルボと分岐位置
エルボの内曲面での吹出し分岐は、内曲面より直線部でダクト巾の8倍以上離れたところとする。止むを得ない場合は、エルボに案内羽根(約4倍離して)を取付けるか、エルボをチャンバとする。

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