株式会社栗本鐵工所は、スパイラルダクトに気密性能を付加した製品を開発し、販売を開始する。
株式会社栗本鐵工所は、1957(昭和32)年、当時の西ドイツ・シュベルマー社よりスパイラルダクトの製造技術を導入し、日本で初めてスパイラルダクトを製造販売したメーカーです。
スパイラルダクトは、板厚0.5mm~3.2mm の帯状の溶融亜鉛めっき鋼板(JIS G3302)を螺旋状に連続的にカシメ成形した筒状の製品です。
今回、開発されたプレミアムスパイラルダクトは、螺旋状のカシメ成形部に連続的かつ均一にシール材を塗布したガラス糸を充填する製管方法(特許出願中)が考案され、空気漏洩量は通常のスパイラルダクトの1/1,000 程度という高い気密性機能を有している。
シール材の標準仕様としてシリコン系樹脂を使用することにより、ダクト内部の気体ならびにミストの漏洩を防ぎます。