東芝キヤリア株式会社が、1981年に開発した家庭用インバータ・エアコン(「インバータ駆動エアコン」RAS-225PKHV)が、国立科学博物館が選定する2019年度の「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されました。
当時のエアコンは消費電力が大きいことが欠点とされていましたが、コンプレッサを駆動するモータの回転数をインバータで細かく効率的に制御することにより、低消費電力での運転を実現したこと、また、インバータの小型化・軽量化等の技術開発がその後の多くの家電製品での応用につながったこと等が評価されています。