株式会社IHI汎用ボイラは、食品加工工場などで発生する廃食油を100%燃料として利用することを可能にした廃食油焚ボイラ『K-Tシリーズ』を組み込んだ新システムを開発し、本格販売を開始しました。
新開発された『K-Tシリーズ』は、IBKの高性能貫流ボイラに、マルチ燃料対応バーナーを採用することで100%廃食油を燃料として運転することが可能になった、環境にやさしいボイラです。燃焼の四位置制御と、高機能型マイコン制御を標準装備した高効率ボイラで、蒸気量は1,000kg/h級と小型ボイラとしては大容量で、かつコンパクトな設計により省スペースが実現されています。