雨水管の管径

株式会社中部コーポレーション【CHUBU】ホームページの豆知識が、更新掲載されています。

ルーフドレンの雨樋(雨水排水管)の管径は、どのように決めるのでしょうか?

建物の屋根面積(㎡)と各地域の最大雨量(mm/h)を元に管径の選定を行います。

【最大雨量は100mm/hの場合】

図に示した(a)~(c)の配管径を求めます。ただし、最大雨量は100mm/h、雨水横管の勾配を1/100として考えていきます。

(a)の配管径:受け持つ屋根面積は10×8=80㎡

表1より配管径は 80㎡ > 135㎡ → 65Aを選定します。

(b)の配管径:bの立て管は屋根面と壁面にあたって落ちてくる雨水を受け持つことになります。

垂直壁面は、その面積の半分を計算に入れます。

面積の合計は80+(10×4)×0.5+12×10 = 220

(b)の配管径:受け持つ面積は220㎡

表-1より配管径は  220㎡ > 425㎡ → 100Aを選定します。

(c)の配管径:受け持つ面積は(b)と同一で220㎡

表-2より配管こう配1/100より配管径は 220㎡ > 392㎡ → 125Aを選定します。

最大雨量100mm/hを基礎として算出

中部コーポレーション:雨水配管サイズ(管径)の選定について

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