線の平行線や円の同芯円を指定間隔で作成します。
- 【補足説明】まず、作図したい線色と線種を選択します。
- メインツールバーの[線属性]ボタンをクリックします。または、メニューバーの設定(S)~線属性(C)を選択します。
- 線属性ダイアログで線色と線種を選択します。今回は、配管の中心線を描くので一点鎖線を選択します。
[複線]コマンドを選択する
- メニューバーから「編集」を選択し、「複線」をクリックします。または、ツールバーの「複線」をクリックします。
- 対象とする線を左クリックで指示します。
- 複線間隔をコントロールバーの[複線間隔]入力ボックスに入力します。(例)PS内の立管位置を壁厚100+支持60+径60=220と決めて入力します。
- 複線を描きたい方向を左クリックで指示します。
[複線]の連続
- コントロールバーの[連続]ボタンを押すと、同じ間隔[220]で複線されます。等間隔で線を引く場合に使います。
前回の入力値で[複線]
- コントロールバーの[複線間隔]入力ボックスに前回指示した間隔が表示されている状態で、次の対象線を右クリックすると、前回と同じ間隔で複線を作図できます。
便器の排水芯を描く
- 便器背面の壁仕上げ線を左クリックで指示します。
- コントロールバーの[複線間隔]入力ボックスに、便器の排水芯[200]を入力します。
- 複線を描く方向を左クリックで指示します。
伸縮(T)コマンドで線の長さを整える
- 伸縮(T)コマンドで線の長さを整えます。編集(E)~伸縮(T)を選択。または、ツールバーの[伸縮]ボタンを押します。
- 伸縮させたい線を左クリックで指示。
- 伸縮させたい位置をクリックで指示します。(左クリックで任意点、右クリックで読取点)
複線で描いた中心線に配管を描く
- 複線で描いた中心線に円や図形で配管を描いていきます。
※機器や配管位置を描く時に、よく使うコマンドになります。
この操作が必要な場面
- 通り芯や壁芯から配管や機器の中心線を寸法で指示して描く。
- 配管芯やスリーブ芯の間隔を寸法で指示して描く。など
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