ダクト設備 鉄板ダクトの漏れの原因と対策

1.鉄板ダクトの漏れの原因と対策
図1 鉄板ダクトの漏れの原因と対策
1.フランジ関係
1-1 フランジ割れ
1.吊込時、フランジ間隙が大きいのを無理してボルト締めした為。
2.搬入吊込時の移動の無理から、衝撃により破損する。
【対策処理】
1.吊込時、フランジ間隙注意。
2.フランジ溶接は確実に。
3.搬入移動時の取扱いには十分な注意をする。

1-2 フランジ溶接不良
イモ溶接のピンホールがある。
【対策処理】溶接は、ピンホールがないように注意。

1-3 ボルト締め不良
1.ボルト忘れ。2.ボルト締め忘れ。3.ボルト締め少ない。
【対策処理】作業管理

1-4 リベット不良
1.リベットがないので、穴があいたままである。
2.補強アングル部にもあり。
【対策処理】作業管理

1-5 ルーズフランジ部のダクト折返し不良
折返し巾が8mm位のものがあった為。
【対策処理】折返し巾を12~20mmとすること。

2.パッキン関係
2-1 パッキンの隙間
継ぎ目を接着していない為、隙間が出来ている。
【対策処理】継ぎ目は、必ず突合せして接着固定すること。

2-2 パッキンのズレ
フランジにパッキンを接着していない為ズレてしまう。
【処理対策】パッキンを必ず片側フランジに接着固定すること。

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