丸ダクトの接続

1.適用範囲:一般低速用スパイラルダクトの差込み接続の場合。
2.仕様及び施工法  図1 差込み継手
表1 円形ダクト直管部のはぜのピッチ
表2 継手の差込み長さ
表3 鉄板ビスの本数
3.注意事項
1)仕様:円形ダクトはスパイラルダクトとし、直管は亜鉛鉄板をスパイラル上に甲はぜかけ機械巻きしたものとする。また直管部のはぜのピッチは表によるが、はぜ折りの幅は6mm以上とする。
2)接続:スパイラルダクトの接続は差込み継手の外面に良くシーリング材を塗って両端をダクトに規定長さまで差し込み、鉄板ビスで接合したうえにダクト用テープを二重巻きとする。高速ダクトの場合はつき合わせ部をシーラにてシートする工程を加える。
3)その他:シーリング材の塗り方は、差込み長さから10mm短い幅を均一に鉄板ヘラで塗りつける。鉄板ヘラは波形のものを用い、付着量が均一になるようにする。なお、ぬり厚については設備担当者と協議する。
:ダクト用テープは、ダクロンテープまたはアルミ箔とする。
:テープの巻き方は、しわにならないように丁寧に行う。テープ巻きの重ねしろは、ハーフラップとする。
:風化によるはがれを防止する為に、ダクロンテープの場合は、テープ巻きの終りの部分より100mmをニス等で塗りかためる。又、アルミ箔の場合は番線二重巻きとする。

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