空調設備工事編

  • 吊りボルト・ダクト材料・ダクト設備・ダクトの接続
  • 送風機廻り・支持方法・ダンパー器具類の取付・キャンバス継手
  • 風量測定孔・ガラリの接続・フードの製作・各装置組立要領
  • 冷媒配管・配管の貫通・耐震設置・区画貫通・保温工事・計装工事
  • クリーンルーム工事・試運転調整など

空調設備工事の機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。

吹出口用ボックス取付(2)

1.一点吊りボックス(W=L=器具寸法・H=400~500) 図1 一点吊りボックス ・保温付フレキダクト(ピアノ線入) 空調系統 SAの短管には、ぺフ2mm外貼 2.一点吊りアネモ用ボックス(既製品) (標準寸法)グラスウール60kg/m2×25t、インレット、アウトレット

続きを読む吹出口用ボックス取付(2)

ダクトの防火区画貫通要領

1.防火区画の貫通 1)箱スリーブによる施工 ・図2 箱スリーブを利用したダンパ取付例 2)実管スリーブによる施工 ・図2 実質スリーブを利用したダンパ取付例 3)床貫通(防水なし)のFD取付 ・図3 床貫通(防水なし)のFD取付例 ※注:1.矩形の防火ダンパは、4本吊りとする。ただし、長辺が300mm以下の場合は2本吊りとする。

続きを読むダクトの防火区画貫通要領

風量調節ダンパ(VD)(3)

1.送風機廻り 送風機より離れた整流された部分(良) 送風機に近いところ (不良) ※送風機に近いところにダンパを取付ける場合は、送風機の性能が低下しないように注意する。 ※送風機に近いところにダンパを取付ける場合、ダンパ翼は対向翼を使用する。 図1 風量調節ダンパの位置

続きを読む風量調節ダンパ(VD)(3)

風量調節ダンパ(VD)(2)

1.風量調節ダンパの取付 1)風量調節操作部は、調節がしやすく指針が見えやすいように取付ける。取付位置は気流が整流になっているところとする。 (1) 送風機の吐出側 図1 ダンパの取付例(羽根の方向に注意) 図2 分岐後の取付例 消音エルボより下流に取付(不良) 消音エルボより上流に取付(良)

続きを読む風量調節ダンパ(VD)(2)

風量調節ダンパ(VD)(1)

1.風量調節ダンパ(VD) 1)ケーシング及び可動羽根からなり、機能確実で、振動及び騒音を発することが少なく、空気流に対する抵抗の少ないものとする。 2)ケーシング及び可動羽根は、厚さ1.2mm以上の鋼板(JIS G 3141)とし、羽根の枚数が2以上となる場合は、原則として対向流とする。なお、羽根の枚数は、矩形の場合は原則として風道の高さ250mm以内につき1枚で、羽根相互の重なりは15mm程度とし、円形の場合は単翼とする。

続きを読む風量調節ダンパ(VD)(1)

防火ダンパ (FD)

1.防火ダンパー(FD)  1)ケーシング及び可動羽根からなり、温度ヒューズと連動して自動的に閉鎖する機構を備えたもので、開放時における空気流の抵抗が少なく、防火機能の確実なものとする。  2)ケーシング及び可動羽根は、厚さ1.6mm以上の鋼板製で、ダンパー軸及び作動状態を確認出来る検査口を設ける。検査口は、開閉が容易なものとする。

続きを読む防火ダンパ (FD)

送風機の天井吊り基礎

1.送風機(呼び番号2以上)天井吊り基礎 ・注:必要によりブレースを入れる。 ・図1 送風機天上吊り基礎(#2以上) ・ガセットプレート部の詳細図・ストッバボルト部の詳細図  2.送風機(呼び番号2未満)天井吊り基礎 ・図2 送風機天上吊り基礎(#2以下) ・ターンバックルによる振れ止め

続きを読む送風機の天井吊り基礎