TDCダクト補強(ハゼ・接合・補強)
1.TDCダクト補強 1)ダクトの補強は、アングルによる縦補強、亜鉛鉄板(1.2~1.6まで)L曲げ材による補強、又はタイロッド補強のいずれかを使用する。 注:補強はスポット溶接、リベット、ポップリベットのいずれかを使用する。
空調設備工事編
空調設備工事の機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。
1.TDCダクト補強 1)ダクトの補強は、アングルによる縦補強、亜鉛鉄板(1.2~1.6まで)L曲げ材による補強、又はタイロッド補強のいずれかを使用する。 注:補強はスポット溶接、リベット、ポップリベットのいずれかを使用する。
1.TDCダクトフランジ部クリップ取付 1)フランジ部クリップ取付仕様 (1) クリップ材料:亜鉛鉄板(0.8t) (2) 長さ:約150mm (3) 取付間隔及び個数 図1 クリップ詳細図 表1 フランジ部クリップ取付 辺の長さ (mm):個数:グリップ端間隔(mm)
フランジはダクトと共板で製作し、フランジ高さ30mm以上、フランジ幅9.5mm以上とする。 フランジ部四隅はボルトナットで、辺部はフランジ押え金具(クリップ)で接合する。 補強リブ:横リブ(ピッチ300以下)又はダイヤモンドブレーキを入れる。(保温なしダクトで辺長が450を超える辺に設ける)
表1 ダクト製作仕様 (単位:mm)・ダクトの板厚・ 低速ダクト(≦15m/s):長辺:≦450:0.5、 低速ダクト(≦15m/s):長辺:450< ≦750:0.6、 低速ダクト(≦15m/s):長辺:750< ≦1,500:0.8、 低速ダクト(≦15m/s):長辺:1,500< ≦2,200:1.0、 低速ダクト(≦15m/s):長辺:2,200<:1.2、 注:ちゅう房排気ダクトの板厚は0.6t以上とし、一般ダクトの一番手上を使用する。
図1 ガスケット取付要領 注:1 図のガスケット取付位置は、ダクトフランジ中央部に取付たケースである。 2 図の他に、フランジ外側(コーナ金具まわりはボルト締めの為内側とする)近くにガスケットを設ける場合がある。ダクト内圧が正圧であるときは押さえ金具の関係上、フランジ外側に近い方が空気漏れが少ないとされている。
1)シール材には、接着剤・テープ・はんだ溶接等がある。一般には接着剤が用いられる。 2)表1に示したシール必要個所以外であっても、ダクト、チャンバ及びケーシングの隅部等空気漏れの生じる恐れのある個所にはシールする。
ダクト内主管の風速が15m/s以下又は、静圧490Pa以下の丸ダクトの場合。 1)寸法距離:距離は、最低を示したものであり、余裕があればなるべく離して施工する。 2)コニカルテイクオフ:コニカルテイクオフの拡大角度は30°とする。この角度が取れない場合は、テイクオフでの分岐管間隔を確保する。
1.ダクト製作仕様(スパイラルダクト) 表1 ダクト製作仕様 (単位:mm) 原板の標準厚さ/呼称寸法(Dφ):0.5/≦200、0.6/200≦600、0.8/600≦800、1.0/800≦1,000 直管の内径の公差 (内径基準):(呼称寸法) +2~-0 はぜのピッチ:≦100/100以下、100≦1,000/150以下 はぜの折リ幅:6mm以上