国土交通省は、CAD製図基準を改定し、平成29年度の直轄事業より適用を開始する。
CAD製図基準は、土木設計業務等の図面、工事の発注図及び完成図に適用するCADデータのフォルダ構成やファイル形式等の仕様を定めたもの。
国土交通省では、計画、設計、工事、維持管理などの公共事業プロセスにおけるデータ再利用環境の構築のため、平成13年度より直轄事業における成果品の電子納品を実施している。電子納品の運用に係る実用性・利便性の向上を図ると共に、これまでの要領・基準に関する質問や意見等に的確に対処すべく、CAD製図基準の改定が行われました。
【改定された基準等】
- CAD製図基準
- CAD製図基準 電気通信設備編
- CAD製図基準 機械設備工事編
- CAD製図基準に関する運用ガイドライン
- CAD製図基準に関する運用ガイドライン【電気通信設備編】
- CAD製図基準に関する運用ガイドライン 機械設備工事編
【適用開始時期】
平成29年4月以降に契約を締結する工事及び業務に適用。
なお、平成30年3月31日までの期間においては、受発注者の協議により、従前の要領、基準を用いてもよいものとする。
電子納品に関する要領・基準 http://www.cals-ed.go.jp/