建築設備設計基準

国土交通省官庁営繕部は、雨水利用推進法や最新の技術的知見を踏まえた新たな設計手法を追加し、建築設備設計関係3基準を改定しました。これら3基準は、4月から営繕工事の設計業務に適用されます。

改定の概要
(1) 雨水利用推進への対応
〇 雨水の利用の推進に関する法律に基づく雨水利用設備の設置目標を踏まえ、
雨水利用設備を設置する場合の給水手法を新たに追加
(2) BCP、安全・安心の確保への対応
設備更新時の機能維持を考慮した設備スペースについて、新たに追加
電力供給の信頼性向上対策について、新たな項目を追加
災害時の空調機能の確保を新たに追加
(3) その他最新の技術的知見の反映
干渉の多い天井内の取り合いについて、新たな検討項目を追加
居室の空気質の確保にあたり、空調の考え方を整理・見直し
排水槽の汚水・雑排水の合流方式について、新たに追加

▼計画基準、設計基準
https://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html#3-3
▼図書作成基準
https://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html#4-2

報道発表資料:建築設備設計基準など、設備設計の主要技術基準を定期改定

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