1.適用範囲:内面腐食が懸念される給湯管・冷却水管に取付ける場合。
2.仕様及び施工法
図1 取付け位置
3.注意事項
- モニタ管:1箇所に2本以上のモニタ管を設けることが望ましい。モニタ管の両端はフランジとし、容易に取はずすこどが出来るものとする。モニタ管はスペアを必ず用意しておく。
- 取付け位置:図1のA~Cの部分でかつ、容易にメンテ可能な部分、更に万一漏水が生じても、大事故にならない場所とする。
- 弁:特に給湯系の弁は耐食性の材質のものを選ぶ。(砲金・SUS等)
- 点検:定期点検時にモニタ管を取はずして点検し、異常が発見された場合には、切開して腐食の定量的な確認をすると共に、延命の為の対策を検討する。
- 水質検査:点検時に同時にpH・Mアルカリ・硫酸イオン・導電率・溶存酸素・残留塩素等についての水質検査を行っておくと望ましい。又、サンプリングはモニタ管近傍で行う。
- 写真撮影:点検時には、モニタ管の内・外面に対して、酸洗前・後の計4カット以上のカラー写真を撮影する。
- その他:上記4)、5)、6)については建物の取扱説明書に記載する。
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105-モニタ管の取付
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