1.適用範囲:この施工計画書は防火区画を自動制御配管配線、空調配管、空調・換気・排煙ダクトが貫通する箇所に対する防火措置に適用する。
2.防火区画貫通部措置の考え方について
防火区画貫通部措置の考え方の基本は、火災が発生した場合に、壁床等の防火区画を貫通する設備部材又はその周囲から火災の拡大、延焼を防止することにある。
具体的には、防火区画貫通部に於いて
1)貫通する設備部材やすき間の充填材・被覆材等の変形、脱落、焼失により裏面側に火災や煙がでない等の遮炎性、遮煙性を確保すること。
2)貫通する設備部材や充填材・被覆材等の伝熱により、裏面側が延焼危険になる温度とならない等の遮熱性を確保すること。
注:防火区画を明確にし、平面図等に貫通ダクト、空調配管、自動制御配管を記入し、施工完了後写真を撮っておくこと。
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107-防火区画貫通部措置の考え方
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