配管のブラケットによる壁支持

1.適用範囲:ブラケットを使用して壁から衛生・空調配管を支持する場合。

2.仕様及び施工法
L型ブラケット、三角ブラケットについて、取付図・部材表・アンカボルトの選定・インサート表などをまとめている。

3.注意事項
1) 埋設部:地中壁の外側に配管を埋設する場合は地中壁から支持台を出し、その上に配管をのせて固定するのを原則とする「建物周辺埋設配管の地盤沈下対策の 項」に準ずる。又、マクロセル腐食を避ける為アンカボルトの先付け工法の場合は防食テープ又は自己融着テープでアンボルトのコンクリート埋設部を巻き鉄筋 との接触を避ける。この場合のアンカボルトはL形とする。アンカボルト・ブラケット・固定ボルトは同一材質とし、ステンレス製とすることが望ましい。
2)後付けアンカ:後付けアンカボルトを使用する場合は設備担当者のチェックと承認を得る。
3)伸縮対策:管の伸縮等により働く管軸方向の力に対しては配管形態を勘案の上、支持金物の随所にゆれ防止補強を設ける。

■JWW-CADファイル.zip(15.29 KB)

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