1.法的基準
1)サービスタンクへの過剰給油防止
(1) 主タンクがサービスタンクより下にある場合(軽油、灯油の場合)
主タンクの油面の位置がサービスタンクの容量における油面の位置(サービスタンクがない場合は、バーナの位置)より下の場合は、サービスタンクの過剰給油を防止の為のフロートスイッチ等の自動停止機構のほか、以下のいずれか、又はこれと同等以上の安全装置を設ける。なお、装置には作動を知らせる為の警報ブザー等を併設する。
①図1に示すように、サービスタンクから主タンクへ過剰油を戻す為の戻り専用管(送油管より口径の大きいもの)を設ける。
②図2~4に示すように、フロートスイッチの自動停止装置とは別系統の油面感知装置を設ける。 (1台の油面警報制御装置で返油管が省略出来る製品もある。セーフティエルコンS31工技研)
図1 戻り専用管
図2 分岐装置
図3 二重フロートスイッチによる遮断弁
図4 二重フロートスイッチによるポンプ停止装置
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87-油サービスタンクへの過剰供給防止配管(1)
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