1.適用範囲:一般汚水及び雑排水管に取付ける場合。
2.仕様及び施工法
図1 二層管用伸縮継手
3.注意事項
1)取付箇所:伸縮継手は、管路の伸縮を吸収し管路を保護する為に必要個所に設け、必ず受口(ゴムリング側)を上流側に取付ける。
2)取付間隔:伸縮継手は図1のように立管及び横引き管とも4m以内ごとに取付ける。
3)配管支持:配管支持方法は差込みソケットを固定し、その他の部分は 塩ビ管の支持間隔寸法による。なお、差込みソケットの外径は大きくなっているので、支持金物はそれに合ったものを使用する。
4)防火区画貫通:防火区画の貫通は国土交通省告示3183号による。
5)分岐管:分岐後すぐに壁等の躯体に埋めたり固定する場合、立管の支持点は分岐部近傍とする。
6)その他:薬品を流す場合にはゴムリングの耐薬品性を検討する。:一般に排水温度は60℃までとする。それ以上の温度の排水を流す場合はそのシステムごとに検討する。
4.関連資料:積水化学工業(株)エスロンパイプ設計施工の手引
5.参考メーカー:積水化学工業 昭和電工(株)
■JWW-CADファイル.zip(13.72 KB)
206-塩ビ管及び耐火材ビニル二層管用伸縮継手の取付
1 ファイル 13.73 KB
■ダウンロードマネージャーへ