鋼板製煙道の伸縮部及び壁貫通部施工要領(国土交通省)
1.煙道伸縮部 図1 伸縮継手部 煙道・伸縮継手・固定金物・白管・パッキン組ひも・16φボルト 2.壁貫通部 図2 固定部 1)矩形煙道の場合 煙道・スリーブ・ロックウール・白管・パッキン組ひも・モルタル 2)円形煙道の場合
1.煙道伸縮部 図1 伸縮継手部 煙道・伸縮継手・固定金物・白管・パッキン組ひも・16φボルト 2.壁貫通部 図2 固定部 1)矩形煙道の場合 煙道・スリーブ・ロックウール・白管・パッキン組ひも・モルタル 2)円形煙道の場合
鉄板ダクトの漏れの原因と対策 1.フランジ関係 1-1 フランジ割れ 1.吊込時、フランジ間隙が大きいのを無理してボルト締めした為。 2.搬入吊込時の移動の無理から、衝撃により破損する。 【対策処理】 1.吊込時、フランジ間隙注意。 2.フランジ溶接は確実に。 3.搬入移動時の取扱いには十分な注意をする。 1-2 フランジ溶接不良 イモ溶接のピンホールがある。 【対策処理】溶接は、ピンホールがないように注意。
1.既製成形ガイドベーンの取付 1)既製形成ベーンの寸法 ① ガイドベーンは、S型・L型の2種類 ② S型はダクト巾750m/m以下に使用 ③ L型はダクト巾850m/m以下に使用 図1 ベーン断面寸法図 図2 側板(ベーンレール) 2)形成ベーンの組立て ガイドベーンレールにガイドベーンを差込み、取付する。
1)長方形ダクトの直角エルボは、ガイドベーンを取付けて整流する。 図1 薄形案内羽根(1枚ベーン)3枚羽根の例 R=1/2H以上とする。1Hを標準とする。 図2 厚形案内羽根(成形ベーン)3枚羽根の例 表1 直角エルボ ガイドベーンの寸法 羽根枚数 N=6 H/W-1、羽根間隔 A=H/N+1、羽根ピッチ P=1.41A 注:W=ダクト幅、H=ダクト高
(1) ダクトわん曲部の内側半径は、原則として長方形ダクトの場合は、半径縦方向の幅(W)寸法の半分以上とする。ただし、エルボ半径R=Wを標準とする。 (2) 円形ダクトは、直径以上とする。 (3) 直角エルボには、ガイドベーン(案内羽根)を強固に取付けて整流する。