吊り金物・支持金物(円形ダクトの吊り・支持)
図1:壁体及びシャフト内の支持金物・ 接続部の300以内で支持する。支持バンドとダクトは、鉄板ビス又はホップリべットで固定する。スラブ固定の架台は、アンカーボルト又はモルタルで固定する。 図2:スラブの支持方法・ a 直径500mm以下の場合(1点吊りボルト)・ b 直径500mm以上の場合(2点吊りボルト) ※1点吊りにおいて300φ以下の吊り金物は、0.7mm以上の亜鉛引鉄板を帯鉄状に加工したものを使用してもよい。
図1:壁体及びシャフト内の支持金物・ 接続部の300以内で支持する。支持バンドとダクトは、鉄板ビス又はホップリべットで固定する。スラブ固定の架台は、アンカーボルト又はモルタルで固定する。 図2:スラブの支持方法・ a 直径500mm以下の場合(1点吊りボルト)・ b 直径500mm以上の場合(2点吊りボルト) ※1点吊りにおいて300φ以下の吊り金物は、0.7mm以上の亜鉛引鉄板を帯鉄状に加工したものを使用してもよい。
1)支持金物:ダクトの支持は、貫通部に荷重がかからないように両側にて支持する。支持金物の防振材は、ダクト系の質量を計算し、均等に荷重がかかるように配置する。また、地震時における振れ止めを考慮する。天井用支持金物とダクトが接することのないようにする。 2)ダクト:ダクトは板振動をおこさぬように十分補強する。 3)プラスタボード:プラスタボードは二つ割りにして、ダクトをはさみ込むように取付け、廻りをシールする。
1)送風機吐出側ダクトは風速が大であるので接続法や工作が悪いと抵抗を大きくし、騒音、振動の原因ともなる。送風機の吐出側ダクトは動圧成分を有効に静圧に変化させうる形状寸法にする。 図1 送風機とダクトの接続の良い例悪い例・ 図2 送風機とダクトの接続(吐出例)・ L=(1.5~2.5)B以下の時・ B・・・吐出口の長辺寸法・ (g) 曲がりが5W以上取れない場合。 (h) L≧5Wの場合。 (i) 曲がりが500以上取れない場合。
1)送風機の吐出側のダクトは渦流が発生しないように接続する。 図1 吐出側ダクト施工要領 1.5D以上(Dは羽根車径)=152mm×(番手) 2)送風機の吐出側ダクト拡大角が15°以下になるようにする。 図2 吐出側ダクトの拡大 2.施工要領並びに注意事項 1)拡大及び縮小 ダクトの拡大又は縮小変形をする場合は、静圧損失を少なくする為、変形は出来るだけゆるやかにする。
1.施工要領並びに注意事項| 1)吸込側の接続法| 図1 送風機吸込側ダクト(一般的な場合) 角丸変形管| 図2 送風機吸込側ダクト(止むを得ぬ場合)| (注)送風機吸込口面積の2倍以上のダクト断面積をとる。| 図3 送風機とダクトの接続(吸込側)| 吸込口直前の拡大、縮小30°以下、両吸込送風機の吸込チャンバーの納り図| 図4 気流と抵抗
1.送風機吸込ダクトの接続・図1 吸込側ダクト施工要領・ 送風機:吸込みダクトの寸法は、A≧1.25D、W≧1.5Dとする。D=羽根車径=152mm×(番手)・ (良)直線曲がり部のときは、ベーンを設ける。 (不良)局部抵抗が大となるダクトの接続。直線曲がり部が吸込みロの近くにあるとき。急激な変形など ・図2 送風機をチャンバー内に設置の場合: プーリ交換スペースを確保する。
1.排風機の圧力干渉・ 図1 排風機の圧力干渉・ 誤)ガラリの抵抗が大きいと互に圧力干渉が起り、風量が変わってしまう。・ 正)中間仕切を風量比で入れる。 2.共通排気ダクトの接続・ 図2 共通排気ダクトの接続・ F.D、逆流防止ダンパー(CD)を取付、各ダクトの間隔を500~1,000mmとる。
1)材質:押出し板とプレス板(積層板)があるが、外観の良さ、厚肉を必要とする場合はプレス板を使用する。:JIS K 6745による硬質塩化ビニル板1種1号とし、JISマーク表示品とする。 2)継目及びアングルの溶接:溶接はすべて熱風溶接とする。:ダクトの継目の溶接は2mm~5mmφシングル溶接棒を原則使用するのがであるが、3mm~5mmφのトリップ形を使用しても良い。又、溶接部の仕上は強度低下があるので行わない。