クリーンルーム用ダクトの消音内貼り
1)グラスウール飛散処理:グラスウールは表面をガラスクロスでフトン巻きにする。更にパンチングメタルで押えることが望ましい。特に発塵をきらう場合は特殊ガラスクロス(割布)を使用すると発塵が少なくなる。 2)グラスウールの取付:グラスウールは鋲でダクトに留めるものとする。鋲のピッチは概ね200~250mmとする。鋲はスポット溶接を原則とする。
1)グラスウール飛散処理:グラスウールは表面をガラスクロスでフトン巻きにする。更にパンチングメタルで押えることが望ましい。特に発塵をきらう場合は特殊ガラスクロス(割布)を使用すると発塵が少なくなる。 2)グラスウールの取付:グラスウールは鋲でダクトに留めるものとする。鋲のピッチは概ね200~250mmとする。鋲はスポット溶接を原則とする。
1)ダクト寸法取り:製作にあたっての寸法取りは、なるべく、はぜ部など接続部が少なくなるように寸法取りする。 2)シール:シールの前にシール部のごみ・油分などをトリクレン等で除去しておく。 3)シーリング材:シリコン系シール材または同等品とする。ただし、特に高温の場合や、耐薬品性を必要とする場合は確認を要す。
1)配管固定:天井仕上面での振れなど生じないように天井下地近くで強固に固定する。 2)天井貫通部:天井仕上材と配管保温材との隙間は8~10mm程度とし、シリコン系シーリング材にて完全にシールする。 3)露出部防露:露出部の防露の要否は設備設計者と協議する。天井面とのシーリングスペースを考えて上下に動かないように巻く。
1)シール用返し鉄板内筒:一体物とし、コーナーの突合せ部分はシリコン系シーリング材にてシールする。 2)シャッター固定:鉄板ビス内側より固定し、ビス上部はシール材でシールする。 3)フェース:メラミン焼付塗装仕上とする。:建築仕上げ材に密着させシリコン系シーリング材でシールする。
1)アウトレットボックス取付け入線後、そのノックアウト部分をシールする。 2)仕上げボード完了後、アウトレット塗り代部分を開口し、ボードと塗り代部分の隙間をシーラーでシールする。 3)サーモプレートボックス取付前にボックス裏面にゴムパッキン(全周)を取付ける。 4)仕上げボード面にサーモプレートボックスを取付ける。 5)サーモプレートボックスにサーモ取付け結線後、電線取出し部分をシールする。
1)ダクト接続:有害な排気物の場合はフランジ接続を用いる。 2)接続部の処理:(a)の場合 接続部をアルミテープで巻く、グレードによっては更にその上から粘着テープ及びゴムシートを巻き、バンド締めすることもある。 (b)の場合 接続部を含めフレキシブルダクト全面をアルミテープで巻く、更にグレードの高い処理については(a)の場合と同じ。
1)ユニットの吊り:天井内に入ることができない場合には、上図のように、ユニット内で吊ボルトを固定する方法を使用する。天井内にて容易に作業ができる場合にはユニットの外部に吊金物を設けて吊る。後者の方が漏気は少ない。 2)ダクトの接続:HEPA吹出ユニットとダクトの接続には防振・施工性の面からキャンバス継手を使用する。