土中埋設配管の防食(3)(絶縁材の取付)
1) 絶縁継手は以下のものから選ぶ。 (1) 合成樹脂管(VP・ポリエチレン管等)又は合成樹脂ライニング鋼管(VLP・ポリエチレンライニング鋼管)を加工した継手。(絶縁フランジは必ず2箇所使用する) (2) 市販のゴム又はテフロン製フレキシブル継手。ただし補強材の為導電体となっているものは除く。
土中埋設配管の防食(2)(配管とRC躯体との電気的絶縁)
1.適用範囲:金属管を土中に埋設する場合。 2.仕様及び施工法 1) 基本的な考え方 (1) 土中に入る直前に絶縁継手を設置する。 (2) 絶縁継手の土中側はすべて絶縁する。 図1 絶縁継手の基本的な取付位置
土中埋設配管の防食(1)(防食原理及び配管と土壌との電気的絶縁)
1.適用範囲:金属管を土中に埋設する場合。 2.仕様及び施工法 1)防食原理:以下の電気的絶縁をすべて満足することで防食する。 (1) 配管と土壌との電気的絶縁(外面ライニング鋼管・防食テープ等) (2) 配管とRC躯体との電気的絶縁
タンク類の防食
槽用途・膨張タンク蓄熱槽◎・SUS304(L)316・特徴:加工性が良い。耐食性304<304L<316。電気防食をしないと応力腐食を起こすこともある。 品質確保の為の管理点:ガスケットはテフロンコーティング製品とする。溶接部は開先を行う。