外部給排気ガラリのダクト接続・施工要領

1.外壁ガラリの取付
1)注意事項
(1) 給排気ガラリ等の取付場所を検討する。
(2) 通過風速を確認する。(排気風速:4m/s 給気風速:3m/s)
(3) 補修の困難な個所の対策を検討する。
(4) 雨水、風、積雪の対策を検討する。
(5) 防鳥、防虫対策を検討する。(防鳥、防虫対策のバートスクリーンはSUS製で10~20mm程度とする)
(6) 外壁はタイル等の目地と関連づけた位置を選定する。
(7) 水の侵入防止を行う。
(8) 建築施工の場合はガラリの有效面積を検討する。(風量増大は騒音発生の原因となる。ガラリの有效エリアは35%程度とする)
(9) 1個所のガラリに異なる系統のダクトが入る場合は仕切板等を取付ける。
(10) 延焼の恐れのある部分に取付ける場合は、ガラリ本体を防火構造としなけばならない。
〇ガラリ及びガラリチャンバを1.6mmの鉄板製とし、ダクト接続部分にFDを取付ける。
〇ガラリ面に温度ヒューズ付の防火シャッタを取付ける。

2.給排気ガラリの取付方法
図1:ガラリの取付例1、図2:ガラリの取付例2
※ガラリ通過風速が大きく、雨水の浸入を容認する場合は、排水口(VP25)を設ける。

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