1.風量測定調整
- 空調機系、換気系の共通事項
- 各機械系統毎に風量調整を行う。
- ドア、窓、その他開口部はできるだけ閉鎖し、室内を気密状態にして設計上のエアーバランスが得られるように留意する。
- 電動機の過負荷に注意する。過負荷の場合はメインVDの操作を行い定格電流値に合わせる。
- 調整後の風量は、それぞれの測定値が設計値の100~110%の範囲に入るように調整する。(便所系統のように同一区画内に複数の吸込口がある場合は、それぞれの測定値が設計値の90~110%となり、かつ総排気量が設計値より多くなるように調整する)
- 風量測定調整を要する機械系統
- 空気調和機(AC系統)
- 給気、排気ファン系統
- 風量測定調整を要しない機械系統
- ファンコイルユニット系統
- 直吹きのヒートポンプエアコン系統
- 空気調和機の風量調整
- 空調機のメインダクトの風量測定口で風量調整する。
- SA.RA.OA.EA.についてVDで一次調整する。この場合ほぼ設計風量の10%増しになるように調整する。
- 各室の器具風量を大まかに測定する。
- 各室の器具風量を調整する。この場合メインダクトに近い場所からシャッターにて、順次末端に向かって行う。
- 最終チェック測定をメインダクトで行う。
- 実働電流値、VDの絞り目盛りを読取り、マークする。
- 空調機のメインダクトの風量測定口で風量調整する。
- 給気、排気ファン系の風量調整
- メイン調整は、OA.EA.共にファン吸込側に設けた測定口で行う。
- 他は空気調和機に準ずる。
- 吹出口、吸込口の測定位置
- アネモスタット・ノズル
- VHS.HS.BL(400×400以下は整流筒で測定する)
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233-風量測定調整(2)
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