露出の鋼管及び継手の塗装
1.露出の鋼管及び継手(白管)
汚れ及び付着物の除去 --- スクレーパ・ワイヤブラシ及び研磨紙
油類除去 --- 揮発油ぶき
化学処理 --- JIS K 5633(エッチングプライマ)の1種を1回塗布する。
Jw_cad 機械設備施工要領書
共通工事編・衛生設備編・空調設備編に分類して、機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。
1.露出の鋼管及び継手(白管)
汚れ及び付着物の除去 --- スクレーパ・ワイヤブラシ及び研磨紙
油類除去 --- 揮発油ぶき
化学処理 --- JIS K 5633(エッチングプライマ)の1種を1回塗布する。
1.隠ぺいのタンク類
汚れ及び付着物の除去 --- スクレーパ・ワイヤブラシ等で除去する
油類除去 --- 揮発油ぶき
さび落し --- スクレーパ・ワイヤブラシ及び研磨紙で除去
1.隠ぺいの支持金物及び架台類
汚れ及び付着物の除去 --- スクレーパ・ワイヤブラシ等で除去する
油類除去 --- 揮発油ぶき
さび落し --- スクレーパ・ワイヤブラシ及び研磨紙で除去
1.さび止め塗料の種別
表2 さび止め塗料の種別
(例)塗装箇所:亜鉛めっき以外の鉄面:規格番号:JIS K 5622:鉛丹さび止めペイント:1種
2.塗料を施す素地ごしらえ
塗料は、数量によっては「少量危険物」となり、保管場所の消防検査を受けなければならないので、指定数量の1/5未満を保管する。 品名及び指定数量は表1のとおりである。
エマルジョン系のもの以外は危険物なので、保管場所には十分な防火対策を行う。 保管場所は直射日光の当たらない、換気の良い場所とする。 保管場所は「塗料保管場所」「火気厳禁」の表示板を取付け、消火器を設置する。
機械設備工事における塗装工事の設備区分(共通、空気調和)・塗装箇所・機材(支持金物、保温外装、タンク、鋼管、ダクトなど)・状態(露出、隠ぺい)・塗料の種別(さび止めペイント、調合ペイント、耐熱塗料など)・塗り回数(下塗り、中塗り、上塗り) などの施工区分を一覧表にまとめている。