共通工事編・衛生設備編・空調設備編に分類して、スリーブ工事・インサート工事・吊りボルト・配管工事・配管及び継手・配管要領・各装置組立要領・配管試験・塗装工事・防食工事・機器廻り配管・桝の取付け・排水通気金物・消火配管・土工事・地盤沈下対策・保温工事・撤去工事・ダクト材料・ダクト設備・ダクトの接続・送風機廻りダクト接続・ダクトの壁貫通・ダクトの支持方法・送風機の支持方法・ダンパの取付け・フードの製作・外部ガラリ・冷媒配管・配管の貫通・機器の耐震設置・区画貫通工事・計装工事・クリーンルーム工事・試運転調整などの施工要領をまとめています。

高置タンク廻りの配管要領

1)可とう継手:可とう継手は、配管側の変位による応力をタンクに伝えない為、耐圧を考慮して十分柔軽なゴム系材質とし、原則としてタンクメーカーが指定する耐震用のものを使用する。なお、メーカーが該当する製品を有しない場合は、変位10cmに耐えるものか、又は計算により選定する。

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消火ポンプ廻りの配管

1)構成:本装置は、消防法施行規則にそって構成する。ただし、細部については所轄消防署の指導による変更がありうる。 2)ポンプの設置:ポンプの設置は耐震上、基礎に直接固定する。 3)呼水槽:減水警報は、規定水量の1/2減水で作動するよう調整する。規定水量については所轄消防署と打合わせる。

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ポンプ廻りの配管(4)呼水管の取付

ポンプ天端のレベルが水槽の最低水位より高い場合。フート弁の故障を修理している間の断水に対し建物機能上問題ない場合を除く。呼水が死水となる為、衛生上問題になると危惧される装置については自給式ポンプ等を採用することが望ましい。

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ポンプ廻りの配管(3)

1)配管の防振:配管の吊込みの防振材は、上階及び周囲の環境維持で特に問題視されない場合は、図1のように取付ける。 2)防振用継手:材質は、テフロン又はゴム系のものとし、直管フランジ形とする。バネ定数は、目安として50以下のものを選定する。

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ポンプ廻りの配管(2)

可とう用継手:材質はテフロンまたはゴム系のものとし、かつ予想される変位による応力を吸収できる長さによる。可等継手とタンクの取付け位置の関係は「受水タンク廻り配管要領」の項に準ずる。納まり上止むを得ず可とう継手との間に単管を入れる場合は、その単管の変位が、タンクと同じになるようタンク側から単管の支持を強固にとること。

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