Jw_cad 楕円|円弧コマンドで、コントロールバーの[扁平率]入力ボックスに作図する楕円の扁平率を入力して、楕円の中心位置にする点を指示すると、その扁平率の楕円が作図されます。

- メニューバーから「作図」を選択し、続いて[円弧]コマンドを選択します。
- または、ツールバーの[ 〇 ](円弧コマンド)を選択します。
- 次に、コントロールバーの[扁平率]入力ボックスに作図する楕円の扁平率を入力します。
- 続いて、楕円の中心点を右クリック(読取点)で指示します。
- すると、マウスカーソルの移動に追従して楕円が仮表示されます。
楕円の終点を指示

- 次に、楕円の終点を左クリック(任意点)で指示します。
- すると、任意の大きさの楕円が作図できました。
- ※扁平率は楕円の基準軸方向の半径に対する垂直方向の半径の率になります。
半径を指定した楕円

- 次に、半径を指定した場合の楕円を作図してみます。
- 円弧コマンドで、コントロールバーの半径と扁平率を入力します。
- すると、水平方向の半径700mm、垂直方向の半径700mm×70%=490mmの楕円が仮表示されます。
- 続いて、作図したい位置でクリック(左クリックで任意点、右クリックで読取点)すると、楕円が作図できます。
扁平率をマイナスで入力すると、

- 円弧コマンドで、半径が指定されている時にマイナス(-)値で扁平率を指定すると、表示が[短軸径]に変化し、その値が楕円の短軸半径になります。
- 例えば、扁平率に[-350]と入力すると、短軸径[-350]となり、短軸(垂直)方向の半径が350mmの楕円になります。
Jw_cad 楕円|円弧コマンドで、コントロールバーの[扁平率]入力ボックスに作図する楕円の扁平率を入力し、楕円の中心位置にする点を指示することで、その扁平率の楕円を作図する方法は、以上のようになります。
例えば、この操作が必要な場面
- スリーブ・桝・配管・設備記号などで多用するコマンドです。
- 建築図では、各種記号・符号、意匠図などの作図。